資格取得を目指すなら、働きながらがおすすめ!

介護系の資格は、順序良く取得していくのがベストです。まず未経験者なら、介護職員初任者研修という資格から狙っていくのが一般的だといわれています。これは、旧ホームヘルパー2級に相当するもので、実際の介護現場に出るために必要な基礎知識を仕入れるのにぴったりのものです。

介護職員初任者研修では、安全に介護を行うためのノウハウを学べますし、研修の中には実技も含まれているので、現場での動き方も理解することができるでしょう。介護職として必要なスキルを一通りマスターできるので、資格があれば未経験者でもスムーズにプロの現場に馴染むことができるはずです。

ただし、介護職員初任者研修はあくまで研修であって、そのとき限りの試験ではないので、時間とコストがかかる点は注意しましょう。コストは10万円弱と決して安くはないので、できれば働きながら取得していくのが望ましいかもしれません。転職をするのであれば、前の仕事を辞める前にこの研修は終わらせておくほうが良いでしょう。さらに、コストも高く、取得に時間がかかる点もポイントです。初任者研修では、総計100時間以上もの座学や実習があるので、長いときには修了までに一年程度の時間がかかることも有りえます。そのため、仕事を続けながら取得していくほうが無理がないでしょう。

近年介護施設では、即戦力を育てるために、資格取得を支援してくれるところも増えてきているので、ステップアップを目指す方は、そのような職場を探し出すと良いかもしれません。